新幹線区間を走るE3系1000番台の「つばさ」

山形新幹線「つばさ」などに使用されるE3系のうち、1000番台は1999年の山形新幹線新庄延伸にともない2編成投入され、2005年に1編成追加された。後に登場した2000番台と比べて、3編成しかない1000番台は見る機会の少ない車両といえる。ちなみに、山形新幹線のE3系は近く塗装変更の予定があるらしい。

車両情報

JR東日本 新幹線E3系

基本情報

山形新幹線400系に続く「新在直通運転」を行う車両の第2号としてデビュー。1997年に登場した0番台は秋田新幹線「こまち」用として、おもに東京~秋田間で運行される。1000番台・2000番台は山形新幹線「つばさ」用の車両で、2008年12月から始まった2000番台の投入により、山形新幹線400系が置換えの対象となった。

新幹線区間ではE2系やE5系と併結運転を行い、最高速度275km/hで走行できる。在来線区間(山形新幹線福島~新庄間、秋田新幹線盛岡~秋田間。ともに標準軌)も走るため、一般の新幹線車両よりひと回り小さく、各ドアに収納式のステップが設置されたのも特徴。