E3系2000番台の「つばさ」。新幹線区間ではE2系と併結運転を行う

新幹線・在来線の直通運転に対応した車両として開発されたE3系。最も新しいグループである2000番台は2008年から投入された。それまでの0番台・1000番台と比べて、前面のヘッドライトの形状に違いが。グリーン車の各座席と普通車の車端部および窓側の座席に電源コンセントが設置され、全車両に空気清浄機も装備されているという。

車両情報

JR東日本 新幹線E3系

基本情報

山形新幹線400系に続く「新在直通運転」を行う車両の第2号としてデビュー。1997年に登場した0番台は秋田新幹線「こまち」用として、おもに東京~秋田間で運行される。1000番台・2000番台は山形新幹線「つばさ」用の車両で、2008年12月から始まった2000番台の投入により、山形新幹線400系が置換えの対象となった。

新幹線区間ではE2系やE5系と併結運転を行い、最高速度275km/hで走行できる。在来線区間(山形新幹線福島~新庄間、秋田新幹線盛岡~秋田間。ともに標準軌)も走るため、一般の新幹線車両よりひと回り小さく、各ドアに収納式のステップが設置されたのも特徴。