「水戸岡鋭治の幸福(しあわせ)な鉄道展」が2013年1月14日まで、JR九州ホール(JR博多シティ9階)にて開催される。787系、883系、885系などJR九州の名車を生み出してきた水戸岡氏にとって、近年の「代表作」といえるのが800系・新800系。現在は九州新幹線「つばめ」「さくら」として、N700系とともに活躍中だ。
写真は新800系。赤帯が曲線を描いており、800系とは異なる |
列車情報
九州新幹線 800系・新800系
基本情報
800系はJR九州初の新幹線車両で、2004年3月の九州新幹線新八代~鹿児島中央間の開業に合わせてデビューし、「つばめ」として活躍。後にマイナーチェンジが行われた新800系も投入された。2011年3月の九州新幹線全線開業以降、「つばめ」のほか、博多~鹿児島中央間の区間内で運転される「さくら」にも使用されている。これにともない、全線開業前の800系車両にあった「つばめ」のロゴは変更された。
800系・新800系ともに6両編成でグリーン車はないが、指定席・自由席ともに横4列(2列+2列)の配置で、西陣織も用いられた格調高い座席に。木製ロールブラインドや金箔の壁、洗面室に設けられたい草ののれんなど、和テイストの車内空間になっている。