行先表示器がフルカラーLEDとなった9050系。準急は緑色で表示される

東武東上線の複々線区間を走る9050系の川越市行準急。9050系は東京メトロ有楽町線・副都心線への乗入れが可能な車両だが、東上線池袋駅発着の運用に就くこともあるという。ちなみに、複々線区間である和光市~志木間では、急行・準急などの優等列車は外側の線路を、普通は内側の線路を走行している。

車両情報

東武鉄道 9050系

基本情報

東武東上線から地下鉄有楽町線への乗入れ用として製造された9000系をマイナーチェンジした車両が9050系で、新線池袋駅(現在の東京メトロ副都心線池袋駅)の開業に合わせ、1994年に登場した。交流電動機を使用したVVVFインバータ制御方式を採用し、省エネ化を図ったという。2007年度から副都心線への乗入れ工事・リニューアル工事を実施。2013年3月以降、東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線への乗入れも実施している。