373系の大垣~米原間普通列車は早朝に設定されていた(2013年1月撮影)

東京~大垣間の夜行快速「ムーンライトながら」でも活躍した373系。同列車の運用を外れた後も、しばらくの間、東京~静岡間や大垣~米原間で、「間合い運用」の普通列車が残っていた。大垣~米原間では今年春まで、373系3両編成による普通列車が1往復運行されていたが、ダイヤ改正で廃止されてしまったという。

車両情報

JR東海 373系

基本情報

373系は1995(平成7)年、身延線経由の特急「(ワイドビュー)ふじかわ」でデビュー。特急列車から普通列車まで使用可能な汎用性の高い車両として開発され、東京~静岡間の特急「(ワイドビュー)東海」、豊橋~飯田間の特急「(ワイドビュー)伊那路」、東京~大垣間の夜行快速「ムーンライトながら」にも同車両が充当された。

現在、同車両を使用する特急は「(ワイドビュー)ふじかわ」「(ワイドビュー)伊那路」のみ。その他に静岡地区のホームライナーや普通列車などで活躍している。