九州内の山陽新幹線を走る700系16両編成。1999年のデビュー以降、N700系の登場まで東海道・山陽新幹線の主役だった車両で、「エアロストリーム」と呼ばれる先頭形状が特徴。独特の形状から「カモノハシ」と呼ばれることも多い。ちなみに現在、16両編成の700系が博多駅まで乗り入れる機会は少なくなっているそう。
車両情報
新幹線 700系
基本情報
300系および500系の実績を踏まえ、JR東海・JR西日本が共同開発した車両で、1999(平成11)年3月にデビュー。空気抵抗や騒音・振動を低減させるため、「エアロストリーム」と呼ばれる独特な先頭形状となった。東海道・山陽新幹線「のぞみ」などに使用され、最高速度は東海道新幹線270km/h、山陽新幹線285km/h。2000年3月には、車内設備のグレードアップを図った「ひかりレールスター」用車両(7000番台)も登場している。
現在、16両編成の700系は「ひかり」「こだま」での運用が中心だが、臨時の「のぞみ」に使用されることもある。「ひかりレールスター」用車両は山陽新幹線「こだま」での運用が中心となっている。