L特急「スーパーカムイ」に使用される789系1000番台。前回紹介した0番台(「スーパー白鳥」の車両)とは、編成両数や塗装の他に、車体前面の貫通扉がない点も異なっている。なお、JR北海道は道内の特急列車に関して、11月からダイヤ修正を行う予定。「スーパーカムイ」は1往復減便され、最高速度120km/hでの運転となる。
車両情報
JR北海道 789系
基本情報
789系は現在、新青森~函館間の特急「スーパー白鳥」に使用される0番台と、札幌~旭川間のL特急「スーパーカムイ」(一部列車は快速「エアポート」として新千歳空港駅まで直通運転)に使用される1000番台が在籍している。
0番台は2002年12月の東北新幹線八戸開業を受けて投入された車両。車体前面のみ鋼製で萌黄色(ライトグリーン)に塗装された。その他の車体は軽量ステンレス製。デビュー当初は5両編成だったが、現在は6両編成が基本となっている。1000番台は0番台をベースに製造され、2007年にデビューした車両で、5両編成が基本。0番台にあった車体前面の貫通扉がなくなり、シルバーメタリックの塗装で黒い帯が縦に入っている。