「E653系羽越線デビュー号」として白新線を走るE653系1000番台

9月28日に実施されるJR東日本のダイヤ改正で、E653系1000番台による特急「いなほ」がデビューする。今月14日には団体臨時列車「E653系羽越線デビュー号」が運行されたほか、21~23日には車両展示会も行われるそう。485系に代わり、特急「いなほ」の"顔"となるE653系1000番台への期待の高さがうかがえる。

列車情報

JR東日本 E653系1000番台

基本情報

E653系は、かつて常磐線の特急「フレッシュひたち」などに使用された交直流特急形電車。2013年9月28日以降、白新線・羽越本線経由の特急「いなほ」に1000番台が順次投入され、編成数は7両編成8編成(計56両)となる予定。1号車はグリーン車で、窓枠に合わせた広いシートピッチとなり、ラウンジスペースも設置される。普通車の座席はブルー基調で統一し、シンプルかつ明るく開放的な室内空間になるという。

外観は「夕日・稲穂・海」をキーワードに、新たなカラーリングを採用。ゆるやかな曲線や色彩を用い、編成全体で日本海沿岸の美しい夕日を表現している。