長野電鉄1000系「ゆけむり」。4両編成で運行される

小田急ロマンスカーHiSE(10000形)が引退して久しいが、長野電鉄に譲渡された1000系「ゆけむり」は、いまや「スノーモンキー」(元JR東日本253系)とともに同社を代表する車両になった。「ゆけむり」は全車自由席で、特急料金は大人100円、小児50円。やはり先頭車の展望席が人気のようだ。

車両情報

長野電鉄 1000系「ゆけむり」

基本情報

もともとは小田急電鉄のロマンスカーHiSE(10000形)だった車両で、小田急初のフルハイデッカー車両として、ロマンスカーのイメージ一新に貢献した(小田急10000形は2012年3月をもって引退)。同車両の一部を長野電鉄が譲り受け、2006年から「ゆけむり」の愛称で営業運転が開始されている。長野電鉄では4両編成2編成が在籍し、2100系「スノーモンキー」とともに、長野線の特急用車両として活躍している。