かつて営団日比谷線で活躍し、先頭車の独特な形状から、「マッコウクジラ」の愛称で親しまれた旧3000系。長野電鉄に譲渡された現在は3500系(2両編成)・3600系(3両編成)となり、赤帯や「NAGADEN」のロゴなどが施された。
長野電鉄長野線ではその他、元東急8500系、元小田急ロマンスカー10000形HiSE(現在は1000系「ゆけむり」)、元JR東日本253系(現在は2100系「スノーモンキー」)も走っており、「動く鉄道博物館」のような路線と化している。
車両情報
長野電鉄 3500系・3600系
基本情報
もともとは営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線の3000系で、1993年に一部車両が長野電鉄へ譲渡されたという。3500系は2両編成、3600系は3両編成で、同社の通勤形電車の主力車両として活躍した。木島線・屋代線の廃止、元東急電鉄8500系の投入などで数を減らしたが、現在も長野線全線で運用されている。