東京メトロがまだ営団地下鉄だった頃、7000系といえば有楽町線の車両だった。いまは半数以上が8両編成となり、東京メトロ副都心線・東急東横線などで各駅停車に使用されるほか、10両編成の7000系も特急・急行として東横線に乗り入れてくる。むしろ有楽町線で7000系に乗る機会のほうが少なくなってしまった。
車両情報
東京メトロ 7000系
基本情報
1974(昭和49)年に営業運転を開始した車両。先にデビューした千代田線6000系と同様、非対称の前面デザインが特徴。当初は有楽町線の車両として使用され、車体の帯はゴールド1色だった。2008年の東京メトロ副都心線の開業を前に、同路線での運行に必要な仕様と性能を備えた車両に改造され、帯の色もブラウン・ゴールド・ホワイトの3色となった。
現在は10両編成と8両編成の2種類があり、有楽町線では10両編成のみ、副都心線では8両編成・10両編成ともに使用される。東武東上線、西武池袋線・西武有楽町線、東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線にも乗り入れる。