淀川を渡る新快速。先頭は223系2000番台のW33編成

京阪神エリアで運行される新快速。いまや東海道・山陽本線のみならず、北陸本線・湖西線経由で長浜・敦賀方面へ向かう列車や、上郡駅・播州赤穂駅発着の列車など、活躍の範囲も広がった。使用される車両は223系1000番台・2000番台と225系0番台。

車両情報

JR西日本 223系

基本情報

223系のデビューは1994年。関西国際空港の開港に合わせて0番台が登場した。片側3ドア・転換クロスシート・VVVF制御方式の直流近郊形電車で、阪和線経由の関空・紀州路快速などで活躍している。1995年には、東海道・山陽本線などで運行される新快速の増発用として、0番台とは異なる前面デザインの1000番台が登場。後に製造された2000番台とともに、221系に代わる新快速の主力車両となった。

その他、製造年や運用線区に応じて多様なグループが存在しており、京阪神エリアの各路線で活躍するほか、岡山~高松間の快速「マリンライナー」でも5000番台を使用。JR四国所有の5000系と併結運転を実施している。