「湘南色」E217系。「スカ色」に見慣れているだけに、やや違和感が…

現在はE231系・E233系が快速・普通列車の主力車両となった東海道線だが、一部列車でE217系も使用される。「湘南色」の塗装で、基本編成10両・付属編成5両(横須賀線・総武快速線用は基本編成11両・付属編成4両)となり、E217系の中でも異色の存在。東海道線においてもレアな車両だ。昨年になって1編成増え、計2編成が運用に就いているそう。

車両情報

JR東日本 E217系

基本情報

横須賀線・総武快速線で活躍していた113系の後継車として開発された車両で、1994年にデビュー。軽量ステンレス構造で、通勤通学時の混雑緩和を重視した設計となり、近郊形電車として初めて片側4ドアを採用している。

横須賀線・総武快速線で使用されるE217系は、「スカ色」の帯が特徴で、基本編成11両(うち2両は2階建てグリーン車)、付属編成4両を連結して運用されることが多い。2006年からは東海道線用の車両も登場。帯の色が「湘南色」(オレンジとグリーン)に変更されたほか、東海道線の他の車両に合わせて基本編成10両、付属編成5両に組み替えられたという。