東武野田線を走る81114F。車体前面の番号に注目! |
60000系がデビューして間もない東武野田線だが、現在も同路線の主力車両は8000系。その中には、写真の81114Fのように5ケタの番号を持つ車両も。一瞬、「東武鉄道には80000系もいるのか!?」と勘違いしてしまいそうだが、鉄道ファンの間では「インフレナンバー」などと呼ばれ、8000系の編成数の多さを象徴する車両となっている。
車両情報
東武鉄道 8000系
基本情報
1963(昭和38)年にデビュー。その後、1983年まで20年間にわたり製造が続けられた。製造された車両数は民鉄史上最多の712両に及び、東武鉄道の主力車両として一時代を築いた車両だった。1986年から始まった更新工事により、大半の車両において前面形状が変更され、内装もリニューアルされた。
現在は388両が就役しており、2・4・6・8両の編成が存在する。東武野田線では2004年以降、2013年春まで普通列車は8000系(6両編成)による運用で統一されていた。