篠ノ井線・大糸線経由で長野~南小谷間を結ぶ快速「リゾートビューふるさと」。ハイブリッドシステムを搭載したHB-E300系を使用する同列車は、運転台後部の展望室や車体側面の大型窓などにより、沿線の雄大な景色を楽しめるという。
なお、JR東日本はキハE200形、HB-E300系に続くディーゼルハイブリッド車両として、仙石線・東北本線接続線用の車両HB-E210系を発表している。
車両情報
JR東日本 HB-E300系
基本情報
JR東日本が開発した新型リゾートトレイン。キハE200形と同様のハイブリッドシステムを搭載し、燃料消費率や排気中の窒素酸化物、駅停車時および発車時の騒音などの低減を図った。環境に優しく、観光地の走行にふさわしい車体構造と車内設備を備えている。
同車両は2010年10月の信州デスティネーションキャンペーンに合わせて長野地区に投入され、大糸線にて運行される「リゾートビューふるさと」でデビュー。同年12月には、東北新幹線八戸~新青森間の開業を受けて、五能線経由の「リゾートしらかみ」(青池編成)と、津軽線や大湊線のリゾート列車に使用される「リゾートあすなろ」が登場した。