福岡市内の多々良川を渡る811系8両編成。先頭のP11編成は、かつて快速「スペースワールド号」などで活躍した車両で、内装がグレードアップされ、外観も従来の811系とは異なる塗装だった。現在、外観は他の車両と同じ塗装に変更されたが、内装はほぼ以前と同じ状態で使用されているという。

列車情報

JR九州 811系

基本情報

1989(平成元)年にデビューした車両で、福岡・北九州エリアでの快速列車の増発と、従来車両の置換えを目的に製造されたという。4両編成が基本で、先頭車前面(普通鋼製)を除き、車体は軽量ステンレス構造。車内の座席には転換クロスシートを採用している。

同車両は臨時急行列車への使用も想定され、実際に急行列車として運行された実績もあるとのこと。P11編成はかつて快速「スペースワールド号」用として、外観・内装とも特別仕様となっていたが、現在は他の811系と同じ塗装に変更されている。