トップナンバーP1編成を含む811系8両編成の電車

鹿児島本線門司港~荒尾間を中心に、813系の"先輩"811系も活躍中。そのトップナンバーP1編成をとらえた。いまでこそJR九州の中では落ち着いたデザインと見なされる811系だが、まだ国鉄近郊形電車が主流だった時代、デビューしたばかりの811系のデザインと車内サービスは衝撃的だった。早いもので、あれから四半世紀が過ぎようとしている。

列車情報

JR九州 811系

基本情報

1989(平成元)年にデビューした車両で、福岡・北九州エリアでの快速列車の増発と、従来車両の置換えを目的に製造されたという。4両編成が基本で、先頭車前面(普通鋼製)を除き、車体は軽量ステンレス構造。車内の座席には転換クロスシートを採用している。

同車両は臨時急行列車への使用も想定され、実際に急行列車として運行された実績もあるとのこと。P11編成はかつて快速「スペースワールド号」用として、外観・内装とも特別仕様となっていたが、現在は他の811系と同じ塗装に変更されている。