朝10時すぎ、「かごでん」が鹿児島中央駅前電停を発車した

鹿児島市電は併用軌道区間のほとんどが緑化され、鹿児島中央駅前電停周辺には花壇も設置されて色鮮やかだ。そんな鹿児島市電では、昨年より観光レトロ電車「かごでん」が運行されている。花と緑に囲まれた線路と、木目調のレトロな電車との対比も楽しい。

列車情報

鹿児島市交通局 観光レトロ電車「かごでん」(101号)

基本情報

鹿児島市は2012年、路面電車の運行開始から100周年を迎えた。これを記念し、大正時代から昭和30年頃まで活躍した20形電車をモチーフにした観光レトロ電車が登場し、愛称は「かごでん」となった。木製電車をイメージした外観で、天井・壁・床もレトロな木目調に。車内では市民ボランティアによる観光案内も行われるという。

運行日は土日祝日で、1日4便の運行。鹿児島中央駅前電停を発車した後、鹿児島駅前電停で約10分間の休憩を経て折り返し、高見馬場電停より交通局前・郡元経由で鹿児島中央駅前電停に到着する。なお、「かごでん」による貸切運行も受け付けているとのこと。