特急「スーパーあずさ」。独特なフォルムの振り子式特急形電車E351系を使用する

今年の正月、東京へ戻るときに塩尻駅から特急「スーパーあずさ」に乗車したら、通路やデッキまで乗客であふれるほどの混雑だった。JR東日本の発表によれば、この期間の中央本線特急列車は前年よりのべ5万人以上も利用者が増加したという。ゴールデンウィーク期間も多くの利用者が見込まれ、4月18日時点で指定席が6万席近く(前年比111%)埋まったそう。

列車情報

JR東日本 E351系「スーパーあずさ」

基本情報

JR東日本で初めて制御付き自然振り子式構造を採用した特急形電車。同社所属を示す「E」を初めて使用した形式でもある。軽量かつ低重心の設計で、上方に向かって絞り込まれるような独特なフォルムとなったのも特徴。1993年12月、中央本線の特急「あずさ」に投入され、翌年より同車両を使用する特急の名称が「スーパーあずさ」になった。