京浜東北線のラインカラーであるスカイブルーの帯を巻いたE233系

前回紹介した東海道線E233系と同じ場所で撮影した、京浜東北線のE233系(後追い)。上野～御徒町間の混雑率が200%を超えるなど、全国屈指の混雑路線とされるだけに、京浜東北線では車両の世代交代も早い印象。ついこの間(といっても20年前だが)209系がデビューしたと思ったら、ここ数年であっという間にE233系に置き換えられてしまった。

列車情報

JR東日本 E233系

基本情報

E231系の技術を踏襲しつつ、車両故障防止に向けた主要機器の二重系化、ユニバーサルデザインを考慮したインテリア、座席幅の拡大や抗菌吊り手の採用など、JR東日本の「今後の標準車両」として開発された一般形電車。2006年より中央快速線で営業運転を開始したのを皮切りに、京浜東北・根岸線、常磐緩行線(東京メトロ千代田線直通)、京葉線、東海道線・高崎線・宇都宮線などへ投入されている。

中央快速線や京浜東北・根岸線の車両はオールロングシートで、各ドア上には液晶ディスプレイを設置。常磐緩行線の車両は地下鉄との直通運転に対応したストレート車体で、非常用前面貫通口も設置している。東海道線・高崎線・宇都宮線の車両は一部の車両でセミクロスシートを採用し、10両の基本編成には2階建てグリーン車を2両連結した。