3月16日のダイヤ改正以降、東海道線だけでなく高崎線・宇都宮線でも、「湘南色」の帯を巻き、グリーン車を2両連結したE233系を日常的に見るようになった。E233系の投入は今後も進み、2013年度に埼京線で、2014年度には横浜線でもE233系がデビュー予定だ。
列車情報
JR東日本 E233系
基本情報
E231系の技術を踏襲しつつ、車両故障防止に向けた主要機器の二重系化、ユニバーサルデザインを考慮したインテリア、座席幅の拡大や抗菌吊り手の採用など、JR東日本の「今後の標準車両」として開発された一般形電車。2006年より中央快速線で営業運転を開始したのを皮切りに、京浜東北・根岸線、常磐緩行線(東京メトロ千代田線直通)、京葉線、東海道線・高崎線・宇都宮線などへ投入されている。
中央快速線や京浜東北・根岸線の車両はオールロングシートで、各ドア上には液晶ディスプレイを設置。常磐緩行線の車両は地下鉄との直通運転に対応したストレート車体で、非常用前面貫通口も設置している。東海道線・高崎線・宇都宮線の車両は一部の車両でセミクロスシートを採用し、10両の基本編成には2階建てグリーン車を2両連結した。