E127系は2両編成から運転可能

写真はE127系(0番台)による越後線内野行の普通列車。新潟地区では現在も115系近郊形電車が多く活躍しているが、E127系はオールロングシートやワンマン運転可能な点などを生かし、新潟都市圏を中心にラッシュ時の輸送からローカル輸送まで幅広く使用される。

列車情報

JR東日本 E127系

基本情報

1995年に登場した直流通勤形電車。車体の構造は209系に近いが、片側3ドアで、2両編成から運転でき、必要に応じて4両編成・6両編成でも運転される。新潟近郊区間で活躍する0番台と長野(松本)地区で活躍する100番台があり、車体デザインはそれぞれ異なる。

0番台では、115系の「新潟色」(2代目)にも使用される緑・黄緑の帯を巻く。車内はロングシート。100番台の車体デザインは701系の標準的なタイプとほぼ同じ。大糸線(松本~南小谷間)での運用が中心だったことから、車内は西側がクロスシート、東側がロングシートの配置に。なお、100番台は2013年3月16日のダイヤ改正以降、信越本線・篠ノ井線・中央本線(辰野支線も含む)でも使用されるようになった。