快速「マリンライナー」は2階建て車両を連結した5両編成が基本編成となる

本州と四国を結ぶ瀬戸大橋線が開業25周年を迎えた。同路線を走る代表的な列車のひとつが、JR四国5000系・JR西日本223系による快速「マリンライナー」。日中はほぼ30分間隔で運行され、岡山~高松間を1時間弱で走破する。本州・四国間の移動時間短縮に大きく貢献した列車といえるだろう。

列車情報

快速「マリンライナー」(JR四国5000系・JR西日本223系)

基本情報

快速「マリンライナー」は瀬戸大橋線が開業した1988(昭和63)年4月10日より運行開始。当初は先頭車に展望グリーン車を連結した213系で運行されたが、2003年10月1日のダイヤ改正以降、新型車両としてJR四国5000系・JR西日本223系5000番台が導入された。

5000系の先頭車は2階建て車両となり、2階部分はグリーン車、1階部分は普通車指定席に。運転室越しの展望を楽しめるパノラマグリーン席も設置された。「マリンライナー」は一部列車を除き、5000系3両編成・223系2両編成の計5両編成が基本で、最高速度は130km/h。岡山~高松間を平均約55分で結ぶ。