秋田新幹線の在来線区間(田沢湖線)を走るE6系「スーパーこまち」

3月16日のダイヤ改正で、秋田新幹線の新型車両E6系による「スーパーこまち」がデビューした。新幹線区間の東京～盛岡間では最高速度300km/hで駆け抜けるが、盛岡～秋田間では在来線と線路を共有しており、一面田んぼの中を走ることも。ローカル線の雰囲気を持つ在来線区間を走るE6系に見慣れるまで、もう少し時間がかかりそう……。

列車情報

JR東日本 新幹線E6系

基本情報

秋田新幹線用新型車両で、2013年3月16日より「スーパーこまち」などで営業運転を開始した。新在直通運転を行うため、新幹線区間の最高速度320km/hでの高速走行安定性と、在来線区間の曲線通過性能を両立させた車両となっている。

E5系にも採用されたロングノーズ先頭形状で、車体上部に「茜色」、車体側面にE5系との協調を示す「飛雲ホワイト」、帯に「アローシルバー」を用いたデザインに。グリーン車のインテリアは秋田の伝統工芸をデザインモチーフとする一方、普通車は鮮やかな黄金色の腰掛で実り豊かな秋田の大地を表現したという。グリーン車全席と、普通車の窓側の座席などにコンセントが備えられている。