東急東横線で特急として運行される西武鉄道6000系。西武線内では20000系や「スマイルトレイン」30000系などの通勤形電車も活躍しているが、両系列とも地下鉄との相互直通運転には対応していない。乗入れ先の東京メトロ副都心線や東急東横線などでは、6000系が西武の「顔」となっている。
列車情報
西武鉄道 6000系
基本情報
1992(平成4)年、地下鉄有楽町線との相互直通運転に対応した車両として登場。西武鉄道初のオールステンレス製の車体で、VVVFインバータ装置により誘導電動機を駆動するハイテク・省エネ車両に。1996年には車体をアルミ製に変更した6050番台が登場。1998年には戸袋窓を廃止するなど、さらに軽量化した車両も登場している。
東京メトロ副都心線開業を機に、同路線へ乗り入れる6000系は直通運転に対応した改造工事が行われ、工事を実施した車両は車体前面のカラーが白になった。2013年3月16日以降は東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線にも乗り入れ、両路線ではおもに特急などで運行される。