電化・複線の信越本線を電車並みのスピードで走るキハ110系

写真は2012年夏、新潟近郊の信越本線でとらえたキハ110系3両編成による普通列車。新津駅より磐越西線に入り、喜多方・会津若松方面へ向かう。磐越西線といえば、春の訪れとともに運行開始されるC57形180号機牽引の快速「SLばんえつ物語」も楽しみ。今年からグリーン車両も連結されるという。

列車情報

JR東日本 キハ110系・キハ100系

基本情報

国鉄時代に製造されたディーゼルカーの老朽化にともなう置換えと、ローカル線におけるサービス改善を図るべく開発された車両。キハ110系とキハ100系では車体の長さが異なるという。キハ110系には両運転台車と片運転台車があり、優等列車用にリクライニングシートを備えた車両も在籍するなど、多彩なラインナップに。各車両とも電車並みの加速性能を持つことから、ローカル線のスピードアップに大きく貢献した。

同系列は現在、JR東日本管内の多くの非電化路線で見られる車両となっている。大船渡線ではキハ100系をリニューアルした「POKEMON with YOU トレイン」がデビュー。2013年秋以降に導入予定の新列車「Tohoku Emotion」ではキハ110系が使用されるとのこと。