東武特急「スペーシア」。写真はサニーコーラルオレンジが基調の編成

都心だけでなく北関東にも路線網を持つ東武鉄道。その「顔」といえるのが、日光・鬼怒川方面の特急「けごん」「きぬ」などで活躍する100系「スペーシア」。3月16日のダイヤ改正以降、浅草発着の「スペーシア」は朝の下り列車を除き、大半の列車がとうきょうスカイツリー駅にも停車することになった。

列車情報

東武鉄道 100系「スペーシア」

基本情報

100系は1990年6月より営業運転を開始した特急用車両で、愛称は「スペーシア」。計9編成あり、うち3編成にJR線乗入れ対応機器を搭載している。浅草~東武日光間の特急「けごん」、浅草~鬼怒川温泉間の特急「きぬ」をはじめ、JR線直通特急「スペーシアきぬがわ」などにも使用される。

2011年12月よりリニューアル工事が実施され、3編成ずつ3パターンのカラーリングを採用。うち2パターンは東京スカイツリーのライティングデザインのイメージを取り入れ、残り1パターンはサニーコーラルオレンジを基調とした塗装に。3パターンとも東武グループのロゴカラー「フューチャーブルー」があしらわれている。