気がついたらズボンのベルト穴が後退している……。特に冬は服を着込んで過ごすことが多いため、気のせいと思っていたら……ということも少なくない。今回は家でくつろいでいる時や隙間時間にできるウエストダウンの筋トレ「ロシアンツイスト」を紹介する。

胸の前で重りを持ち、身体を左右に振る

背中を丸めるようにして下腹を刺激

ロシアンツイストは以前にも紹介したことがあるが、今回紹介するのは特に下腹を中心にウエストを引き締める方法となる。まず、重りを用意する。500ミリリットルや1リットルのペットボトルでも代用できる。その重りを胸の前で両手で持ち、体育座りになる。重りを持つ手は動かさず、そのまま身体を左右に振る。左右1セットとしてこれを10回繰り返す。

ポイントは、やや背中を丸めるようにして下腹を刺激すること。そうすると身体をひねった際、下腹に効いているのを実感できるだろう。また、背中を反らして行うと腰を痛めてしまう場合があるので注意したい。余裕がある人は重りをより重たいものに代えてみよう。もしくは、両足を浮かせた状態で身体をひねると、よりおなか周りを刺激することができる。

重りを代えるのみならず、両足を浮かせてやってみるのも効果的

例えば家でテレビを見ている時、CMになったらやってみるなどと決めて取り入れてみるといいかもしれない。冬太り対策のつもりが、気がついたらベルト穴が1,2個、内側に移行していたということになるかも?

監修者プロフィール : 高木 剛志(たかぎ たけし)

“ファンクショナル・トレーニング”の専門ジム「REAL FIT(リアル フィット)」のコーチ。ファンクショナル・トレーニングとは、マシンを使った「筋肉トレーニング」ではなく、「動きのトレーニング」に着目。単に痩せるだけでなく、バランスのとれた美しい身体を作るトレーニングとして、全米で確立されている。

同ジムでは日本人に合わせた形で、短期間・短時間で効果を高めるトレーニングをサポート。ファンクショナル・トレーニングで身体を作るクラスの他に、有酸素運動と筋力トレーニングを折り混ぜた高強度サーキット・トレーニングクラスなども設定しており、“大人の部活”感覚で楽しめる。横浜店、高田馬場店に続き、10月19日には東京オペラシティ初台店がオープンした。

「REAL FIT(リアル フィット)」