7600系が2月で引退することになり、7日に蒲田駅で「ありがとう7600系イベント」が開催された。引退を前に無塗装の「クラシックスタイル」に戻されたそうだが、以前は赤・黒のラインが施され、鉄道ファンから「歌舞伎塗装」と呼ばれていた。

「歌舞伎塗装」だった頃の7600系(2013年撮影)

7600系はおもに池上線・東急多摩川線で活躍してきたステンレス製の車両。「ダイヤモンドカット」と呼ばれる車体前面の独特な形状が特徴だった。同車両の前身は、かつて東急線各線で見られた7200系。1986年、7200系の一部を改造してVVVFインバータ車両とし、7600系として再デビューしたという。