アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演するテレビ朝日系ドラマ『特捜9』(毎週水曜21:00~)。ドラマにレギュラー出演する6人(原沙知絵、山田裕貴、吹越満、田口浩正、津田寛治、羽田美智子)にリレーインタビューしていく。第5回は、特捜班の刑事・村瀬健吾を演じる津田寛治だ。
――今作から『9係』から『特捜9』へと生まれ変わりました。ここまでの撮影を振り返ってのご感想をお聞かせください。
やっぱり新しい方々が加わったことで、今までいた僕らもに変化がありましたし、とてもワクワクしましたね。
――先日行われた井ノ原快彦さん・寺尾聰さんの誕生日セレモニーでは、「お2人に『おめでとう』と言うべきところだけども、『ありがとう』と言いたい」とおっしゃってましたね。
そうですね、本当に新しい僕らの一面をこんなに引き出していただき、ありがとうという思いですね。
――寺尾さんと共演されての印象はいかがですか。
すごく優しくて、明るい方です。寺尾さん自身も12年かけて作り上げたレギュラー陣がいる中で、自分のお芝居をするというのは、大変だったと思うんですよ。でも、自分を殺しながら歩み寄っていただいたと言いますか。撮影をしていて気がついたのは、僕らの関係性をすごく大事にしようと思ってくださっているんだなと。この関係を絶対壊さないぞと思いながら参加させているのだなと感じて、感動しましたね。
――今作から井ノ原さんが主演となり、劇中で演じる浅輪直樹も主任になりました。
やっぱりイノッチが主演になったことで、イノッチの心の中、体の細胞なども変わった感じがして、刺激的でしたね。『特捜9』からはこれまで以上に物語にすごく入り込んでいるなと感じます。洞察力が本当にすごい方だから、ストーリーをめちゃくちゃ熟知しようとして、たくさん勉強しているんだろうなというのが見えますね。
――最後に視聴者の方々へ今後の見どころをお聞かせください。
たくさんあるんですが、作品で扱っている事件は難解ではあるんですけど、それを視聴者の方に分かりやすく、そして飽きさせないように書かれていると感じます。そういった素晴らしい台本があるんだけれども、その中でも俳優たちが自分たちの世界を表現しようとして、台本以上のものにしようとしてる。ある意味で、役者と作家さんと良い意味でバトルが繰り広げられています。なので、事件の面白さと刑事たちの掛け合い、この両方が見どころですね。