アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演するテレビ朝日系ドラマ『特捜9』(毎週水曜21:00~)。ドラマにレギュラー出演する6人(原沙知絵、山田裕貴、吹越満、田口浩正、津田寛治、羽田美智子)にリレーインタビューしていく。第4回は、特捜班の刑事・矢沢英明を演じる田口浩正だ。

田口浩正

矢沢英明を演じる田口浩正 -テレビ朝日提供

――今作から『9係』から『特捜9』へと生まれ変わりました。ここまでの撮影を振り返ってのご感想をお聞かせください。

あっという間でしたね。怒涛の何カ月間でしたし、今までのシリーズの中でも、体感としては一番早かった気がします。

――それは寺尾聰さん、山田裕貴さんといった新キャストが加入されたのも影響されているんでしょうか。

そうですね、それもあると思います。新キャストの方々も、なんかピリッとした空気は一切なく、すんなり入れたような感じがしますし、僕らも受け入れられたと感じています。

――班長として寺尾さんの印象はいかがでしたか。

最初は無口な方なのかなと思っていたんですけど、全然そんなことなくて、本当にコミュニケーションをしっかりとってくださいました。役者のこと、芝居のことはもちろん、音楽のことなど色んなことをお話ししてくださったので、すごく入りやすかったですね。

――今作では井ノ原快彦さん演じる浅輪直樹が主任になりましたが、それについてはいかがでしょうか。

直樹が主任になったり、新藤という後輩ができることによって、僕らが新たな直樹を違った角度で見ることができ、すごい新鮮でしたね。また、直樹自身の幅が広がったようにも見えます。自分の芝居の中でもいろんな小ネタといいますか、敬語を使ったり、使わなかったりというやり取りも楽しかったし、新藤が登場したことで幅が広がったなと思いますね。

――ところで、吹越さんは「たぶん青柳と矢沢もそんなに仲良いわけではないと思っています」とも話されていました。

それは多分、ところどころに出てるんじゃないかな。心の中では「チッ」といつも青柳に対して言ってますもん(笑)。そういう芝居をしていますし。ただ、そういう一面があっても、なにか信頼関係が見えたりもしているでしょうしね。

――最後に視聴者の方々へ今後の見どころをお聞かせください。

やはりチームワークですね。一筋縄ではいかないですし、複雑に入り乱れて感じたまんまにやっていて、楽しかったり「すげえな今の」って思えたりする瞬間もあります。視聴者の方がどういう反応をされるか、分からないですけどね(笑)。