新型コロナウイルス感染拡大のため、在宅勤務を始めた、始める予定の方は少なくないはず。「自宅は寝るために帰るだけで、仕事ができるような環境じゃない」と慌てるビジネスパーソンもいそう。
「これだけあれば大丈夫」という最小限セットをメーカー広報さんにご紹介いただきました。
梅雨はジメジメ、明けたら猛暑
日本の夏は暑い。7月ともなれば、猛烈な本格的な猛暑到来! のはずが、長雨続きと日照不足で猛暑どころか梅雨明けの気配もありません。とはいえ、コロナ禍でおうち時間も多くなり、エアコンの使用時間もアップ。電気代をかけずに涼しくなる方法、気になりませんか?
また、一躍脚光を浴びたテレワークですが、情報管理などの問題から企業や業界ごとの広がりに差があり、「結局通常勤務に戻った」「通勤電車がジメジメで暑い」など、一部では以前の過酷な日々が戻ってきたようです。
そこで今回は、満員電車に揺られ強い日差しの中を歩く通勤者はもちろんのこと、電気代が気になるテレワーカーにもお勧めの暑さ対策専用商品をピックアップします。
小林製薬のひんやりグッズ大集合
お話をうかがったのは、小林製薬。「"あったらいいな"をカタチにする」をスローガンに掲げるだけあって、ユニークな商品ラインアップとしゃれの利いた商品名で注目を集めています。
やはり、たくさんの「ひんやりグッズ」がありました。たくさんあるので、自分のライフスタイル、ワークスタイルに合ったものを試してみてください。
テレワーク中に暑さを解消したい時
衣類にスプレーすると、冷感成分が生地をコート。汗をかくと、肌にヒンヤリ気持ちいい冷感を与えてくれます。すでに流行に敏感なビジネスパーソンには知られつつあるアイテムですが、家庭での日常使いにもお勧め。
同社の広報担当者によると、「寝る前にパジャマにスプレーすれば、暑さで寝苦しい夜にもヒンヤリ快適です。また、お子さんは登校前に着ているものの背中側にスプレーしておけば、リュックやランドセルで汗をかいたときも涼しく感じられます」。
サッと拭けば、肌の温度がスーッと低下。B5サイズと同等の大判サイズで、たっぷり冷却液が含まれているため、1枚で全身をしっかり拭き取れてサッパリ。液にも秘密があり、メントールの量を抑えることで刺激は少なめにする一方で、液量を増やして気化熱により一気にスーッとする「濡れ感」を意識して設計。「スーッと感」には妥協していないそうです。
商品名を耳にする機会が多く、なんとなく聞き知っている人も多そうな「熱さまシート」。子ども向け商品のイメージがあるかもしれませんが、ビジネスパーソンの愛用者は少なくありません。おでこにピタッと密着するため、寝返りを打ってもはがれにくく、睡眠の質を上げるアイテムとしても使える万能選手。
外出先で暑さを解消したい時
服の上からスプレーするだけなので、外でも人目を気にせず(シーンを選ばず)使用OK。火照った体に、強力な噴射力で瞬間冷却して一気に涼しくしてくれます。こちらも、ビジネスシーンはもちろんのこと、お子さまの外遊びやスポーツにも必須。帽子の内側にスプレーすれば、熱くなった頭もヒンヤリ。
タイミング良く、『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)著者の西野精治氏(過去記事)が、「寝る30分前ぐらいからエアコンの温度を下げて、枕も冷やすと良い睡眠が得られる」とテレビでコメントしていました。スプレーで瞬間的に枕を冷やすのもヒンヤリ感を感じられて便利そうです。
タオルや服も凍るほど冷たいマイナス30度※の氷が手軽に作れるスプレー。使い方は多様で、タオルにスプレーして肌に当てたり、帽子の内側や服の上に直接スプレーしたりといった使い方があります。氷が溶けた後も、ハッカオイルの効果で冷感が持続します。※室温25℃の環境下で、噴射口から10cm離した綿布にできた氷の最低温度
手品のようでおもしろく、実用的なアイデア商品です。
マスクを冷却する商品も登場
こんな便利なアイテムぞろいの小林製薬。コロナ禍と猛暑という二重苦を救う新商品を絶対に企画しているはず! と聞いたところ、「マスクの内側に使うひんやりスプレーを開発中です」とのこと。
その名も、「のどぬ~るマスク ムレ感対策」(オープン価格/18ml)。8月27日に発売予定で、マスクの内側にスプレーすると、メントールによる冷感とアルコール成分の揮発によるマスク温度の一時的な低下で爽快感が広がり、こもった熱によるムレ感を軽減させるアイテムだそうです。残暑に活躍間違いなし!?