穴場スポット
福島県猪苗代の「達沢不動滝」
基本情報
安達太良山西麓、磐梯山との間にある静かな温泉街「中ノ沢温泉」からクルマで約15分、さらに約10分歩くと見えてくるのが「達沢不動滝」である。落差は約10mとそれほど規模は大きくないものの、大きな一枚岩に沿って光の糸のように水が流れ落ちる豪快な男滝(おだき)が特徴的で、滝元には不動明王が祀られている。その西側には繊細な印象を与える女滝(めだき)が寄り添っており、好対照を見せている。
昔は神仏に祈願するため、冷水を浴び身体の穢(けが)れをはらう修験道道場であったといわれ、毎年5月22日(旧4月19日)には達沢不動明王祭礼が行われている。周辺は手付かずの原生林で覆われ、夏でも涼しい荘厳な雰囲気が漂っている。また、「ふくしまの水30選」にも選ばれている。
地図
投稿者のコメント
ひっそりとした原生林に囲まれた美しい滝。落差こそあまりないですが、沢全体が突然滝になっていて、なかなか見事で一見の価値はあります。また、これからの季節に冷涼感を求めるのにもおすすめです。(koba2106さん・栃木・56歳男性)