湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気を醸し出している

穴場スポット

宮城県刈田郡蔵王町の「蔵王のお釜」

基本情報

山形県と宮城県の県境にまたがる蔵王連峰の中央部、最も標高の高いエリアにある「お釜」は、天候や太陽の光の射(さ)し方によりエメラルドグリーンの湖水が刻々と変化するため、「五色沼」とも呼ばれている。湖の水は強い酸性のため、生物は生息しない。水温は表面から10数mまではセ氏2度まで温度が下がり、そのより深度を増すと逆に温度が上昇するという世界でも例のない湖だ。

お釜は蔵王エコーライン間にあり、クルマで行く場合は蔵王エコーラインから有料道路「蔵王ハイライン」に入り、「蔵王レストハウス」の駐車場を利用する。蔵王レストハウスからお釜の展望台までは徒歩5分程度。また、蔵王レストハウスから遊歩道を使って刈田岳頂上や馬の背に向かうこともできる。特に、異国の地を思わせる大地が広がる馬の背から見下ろすお釜の景色は格別だ。

地図

投稿者のコメント

火口湖の独特の色合いが有名です。蔵王山頂の標高は約1700mなので、平地より気温が10℃近く低いです。また、霧に見舞われることも多いようですが、付近は霧の流れがとても速いので、辛抱して待っていれば一瞬さーっと霧が流れてすっきり見えるかと思います。(こけしさん・岩手・30歳女性)