お店によって味わいが異なるが、地元ではカレーとチーズをかけて焼いていれば「焼きカレー」と認定している |
地元グルメの名前
福岡県北九州市の「焼きカレー」
基本情報
九州の最北端に位置し、明治から戦前にかけて国際貿易港として繁栄した港町・門司港(福岡県北九州市)。今でもその時代の栄華を伝える洋風建築が残されており、「門司港レトロ」として親しまれている。そんな門司港では早くから洋食文化が育まれ、西洋と東洋が融合した「焼きカレー」というハイカラなメニューが誕生した。
余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしくおいしく仕上がったため、お店のメニューとして客に提供したのが始まりと言われている。現在では、門司港周辺で焼きカレーが楽しめるお店を紹介した「焼きカレーマップ」も作成され、門司港のご当地グルメとして定着している。お店の数は20店舗以上あり、ライスやルー、トッピングはお店によってさまざま。ご飯の上にたっぷりかけられたカレーに、チーズや玉子、エビ、また、 関門海峡を挟んで対岸に位置する下関(山口県)の名物・フグなどが盛られた、ボリューム満点の一品だ。
地図
投稿者のコメント
門司港は焼きカレーが有名。焼きカレーのお店がたくさんあり、お店によって味も異なるので、ぜひ食べ歩きをしてみてください。(えりんごさん・福岡県・28歳女性)