こんにちは。前回のリフレッシュに効果があるストレッチは役に立ちましたか? 今回は腰痛がテーマです。一日中デスクワークで、定期的に運動をしていないと、腰痛になりがちです。今回は、椅子に座ったまま出来る、腰痛改善ストレッチをご紹介します。
※専門医から指示をすでに受けられている方や、深刻な腰痛を抱えておられている方は専門医に相談されてから行うことをおすすめいたします。
足を伸ばして前屈
- 椅子に浅く座ります。前に足を伸ばし、かかとだけ床についている状態にします。
- そのままゆっくり息をはきながら前屈し、足先を持って20秒ほど静止します。
→→→さらにポイント!!
- 腰から背筋をしっかり伸ばした状態で行います。
- 前屈した時に膝が曲がらないようにし、曲がらない状態で出来る限り前屈します。
- 前屈した時に背中が丸まらないようにします。
- 呼吸は止めずに行います。
- 腰からお尻にかけて、足裏全体が伸びているのを感じながら行います。
足を組んで前屈
- 右足を曲げ、右足首を左足の太もも(膝に近い側)に乗せます。
- 右肘で右足に体重をかけるように前屈し、20秒ほど静止します。
- 反対側も同じように行います。
→→→さらにポイント!!
- 腰から背筋をしっかり伸ばした状態で行ってください。
- 前屈をした時に反動を使って押さないでください。
- 呼吸は止めないでください。
- 曲げた側のお尻の筋肉が伸びるのを感じてください。
~本日のメニュー~
腰痛は、本当に多くの方が抱えている悩みだと思います。腰痛を改善するためには、やはり、定期的に運動をして、特に、腰回りや腹筋(インナーユニット)を鍛える事が大切ですし、ストレッチをして筋肉を伸ばしてあげる事も大切です。
このストレッチを続けるだけでも、腰が少し楽になっていく可能性があります。後は、筋肉を鍛えるための運動も忘れずに行ってくださいね。
では、また次回をお楽しみに。
大西仁美 プロフィール
渡米後間もなく、忙しさとストレスが原因で体重が78キロになり自信喪失。パーソナルトレーナーを雇い1年半でマイナス25キロの減量に成功。ダイエットの経験を通じて自信を取り戻し、自らパーソナルトレーナーになる事を決意。9年間アメリカ、ロスでパーソナルトレーナーとしての経験を積み、日本に帰国。帰国後、雑誌、ラジオ、インターネット、カルチャーセンターなどで活動。現在、自宅でも簡単にできるストレッチ+筋トレ「Trans 4 Fit」を展開中。著者サイトはこちら。
イラスト:どんぐりふうこ(produced by Imagination Creative)