相模鉄道はいずみ野線の開業40周年を記念し、記念ヘッドマークを掲出した7000系を運行している。デビューから40年が経過した7000系だが、現在も8両編成3編成が現役で活躍中。記念ヘッドマークの掲出は4月30日までを予定している。
相鉄グループのサイト内「電車車両図鑑」によれば、7000系は1975年9月に登場し、アルミ車体で腐食しにくく、軽量のため電力消費も少ない「経済的な高性能電車」だったという。1986年4月以降に登場した新7000系とはデザインが大きく異なり、「電車車両図鑑」でも区別されている。7000系は車体前面の赤い貫通扉が特徴で、車体側面上部・下部の帯もアクセントとなり、現在は車体前面にグループマークも入る。
いずみ野線は1976年4月8日に二俣川~いずみ野間が開業。現在は湘南台駅まで延伸され、横浜~湘南台間で特急も運行される。いずみ野線開業40周年を迎えた今年、4月10日に「相鉄フェスタ」が開催され、同日に9000系リニューアル車両による記念列車の出発式も行われた。連動企画として、いずみ野線開業と同時期に登場した7000系にも記念ヘッドマークが掲出されることになった。
記念ヘッドマークにいずみ野線40周年記念ロゴも入ったが、ヘッドマークの形状やロゴのデザインは編成ごとに異なる。7508号車・7707号車は円形と四角形を組み合わせた形状、7509号車・7710号車は五角形(ホームベース型)、7511号車・7712号車はグループカラーを取り入れた楕円形のデザインとなっている。いずみ野線開業40周年記念ヘッドマークを掲げた7000系は4月30日まで、相鉄線全線で運行予定とされている。