Q: で、ここで一つ関係してくるのが、昨年Alteraさんが出されたArria。あれは決してゲート数は多くないんですが……。
Rogan: あれは成功したんでしたっけね。
白: うーん……。
Q: ただ、High Speed I/Fが欲しいという所には、いやまぁArriaも製品によってはSpeedが上がらないという問題があったりもするんですが、それでもHigh Spped I/Fがほしいと思った場合、あれはBridgeとして非常に良いチップだと思うんですよ。例えば今PCI Expressを使おうとすると、PLXあたりからBridge Chipを買ってくるか、Arriaで組むかという話になると思うんですが。で、固定機能でいいというのならばPLXでいいんでしょうけれど、何かいじろうとするとPLXでは無理なんで、Arriaで組むしかないな、と。これはPCI Expressのみの話ですが、これに当たるような物がこの先色々なメーカーさんで求められています。例えばUSB 3.0がLaunchが2010年とか11年とか言ってますが、例えば2010年にLaunchするときに、今まではPCI Expressでしか繋げなかったデバイスが、今度はUSBでも繋げるね、と。ですから、それこそコンシューマデバイスのメーカーさんがUSB 3.0をどうやってやろうか、と。ただ5GHzだしねぇ、と。
白: 丁度いいのが出て来ましたね。
Rogan: 我々、あれについては話せないのかなあ。あのー。
白: 話せない。
Rogan: 話せない、それは話せない。
Q: (笑)でもSomething、何かはあると。
Rogan: うーん、2段階のソリューションがあるんです。一つは短期的に出る、近いうちに。で、もう一つはもう少し長期ですけど、そんなに長期かと言うと……(笑)もう少し長期だけれど、本当にそんなに長期じゃない。
白: そんなに長期じゃないですね。
Q: 2種類のソリューションがあるよと。
Rogan: で、FPGAは今まで性能、また世代やプロセスなどで区別していましたので、我々が良く聞かれるのは「90nm、65nmと来て、じゃあ次はいつ出るの」という事です。それで、先々週かな? うちの社長が日本に来ました。で、彼がお客様と会ってどういう事を言ったかと言うと、「今Physical Year内に、我々は(次世代製品を)いつ発表するかを発表する」と言っているんですよ。
全員: (笑)
Rogan: 発表の発表があったんですよ(笑)。
白: 製品をいつリリースするのかって言うのを、今年度中に発表しますと。で、製品概要とその出荷時期を発表しますと。
Q: それは某社さんが40nmと言ってる事に対する対抗策を今年度中にアナウンスするアナウンスをします、と。
Rogan: そうなんです。でもまあやっぱり半導体って決まってるじゃないですか。130nm、90nm、65nm、次はなんだろう、内緒ですけど(笑)。
(続く)