最近はインターネット上から数百MBのデータを送受信することも少なくない。だが、大きなデータをブラウザを使ってダウンロードしていると再起動できなかったり、何か問題があった際に一からやり直しになったりと面倒だ。
そこで大きなサイズのファイルに対してはダウンロードマネージャを使ってみよう。Mac OS X用としては「Folx」がある。
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「Folx」のダウンロード画面。複数のダウンロードを一括実行できる |
| 名称 | Folx(beta) |
|---|---|
| 0.8 | |
| 動作環境 | Mac OS X 10.4以降 |
| ジャンル | ダウンロードマネージャ |
| 開発者 | Eltima Software |
| 種別 | フリーウェア |
| オリジナル |
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ダウンロード情報画面。タグを使って管理できる |
FolxはURLを登録し、タグを付けて管理できるダウンロードマネージャだ。リファラを指定したり、認証が必要な場合にIDとパスワードを設定したりできる。同時複数接続を行うことでダウンロード速度を向上させているが、接続数が多いとサーバ側のリソースを過剰に消費するため、あまり変更しない方が良さそうだ。
リジューム機能も備えているので、中断した場合も継続してダウンロードが行える。また、別な作業を行っている場合に備えてダウンロードに用いる帯域を絞り込む機能もある。
他にもブラウザからURLをドロップするボックスがあり、ダウンロードしたいファイルのリンクをドロップすれば自動登録してくれる機能もある。単一のページから複数のファイルを一気にダウンロードしたい場合に活躍するだろう。
ダウンロードは即時だけではなく、あらかじめ指定した時間にスタートさせることもできる。夜、帯域が空いた時間に使うことも可能だ。サイズの大きなファイルをネットを使ってやり取りすることが増えているからこそ用意しておきたいソフトだ。
なお、Folxは現状ではbeta扱いとして無償配布されている。またTorrentファイルやed2kファイルへの対応が無効になっている。
