「DockReboot」。起動するとDockにアイコンが表示され、即座にDockの再起動が行われる |
Mac OS Xを使っていると、時々[command]キー+[tab]キーによるアプリケーションの切り替えができなくなることがある。そしてそんな時には、Dockを表示しようとしても何も反応がなくなっている。
原因はDockの応答がなくなっていることなので、アクティビティディモニタからDockプロセスを終了すれば、自動的にDockが再起動して元に戻る。あるいは、ターミナル上で「killall Dock」コマンドを実行してもよい。だがアクティビティディモニタは文字列だらけで操作したくないという人はいるだろう。可能な限りターミナルを触りたくない(あるいは触らせたくない)人もいるはずだ。そんな場合は「DockReboot」を使えば良い。
名称 | DockReboot |
---|---|
1.0.1 | |
動作環境 | Mac OS X 10.4以降 |
ジャンル | ユーティリティ(システム) |
開発者 | Tool Force Software |
種別 | フリーウェア |
オリジナル |
DockRebootはごくシンプルなユーティリティで、その名の通りDockを再起動するためだけのソフトだ。起動するといきなりDockを終了し、そして再起動してくれる。その後も起動し続けるが、終了してしまってかまわない。
すでにDockRebootが起動している場合は[command]キー+[R]キーでDockの再起動が行える。だが、Dockが固まってしまうとDockRebootを前面に表示する方法がないため、利用することは難しそうだ。通常は、アプリケーション切り替えができなくなったら、Finderを表示して実行するか、何らかのランチャーソフトから呼び出すという使い方になりそうだ。
設定画面。再起動の実行後、ダイアログを出すように設定できる |
ごくシンプルで、目的も明確なので使い勝手は良い。Mac OS Xに十分慣れている人であればアクティビティディモニタやターミナルを利用すればいいが、そうでない場合はおいそれと手を出しにくい。そんな中、DockRebootであれば臆せず実行できる。アクティビティディモニタを呼び出してDockプロセスを探す手間も省ける。