Mac OS Xに標準で用意されている壁紙は美しいものが多いが、それでもずっと見ていると飽きてしまう。動きのない、ただの絵では当然だ。しかし実は、もっとダイナミックな、いつまで見ていても飽きがこない壁紙がある。
それが、「OSXplanet」だ。OSXplanetは地球や月、火星などの天体をデスクトップに表示してくれるソフトだ。特徴的なのは、雲や衛星、嵐などのデータを収集し、壁紙にそのデータを反映してくれる点だ。
現在の地球の姿をそのままデスクトップに表示できる「OSXplanet」 |
名称 | OSXplanet |
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2.0b02(2.01) | |
動作環境 | Mac OS X 10.5 Leopard以上 |
ジャンル | 壁紙/天体 |
開発者 | Gabriel Otte |
種別 | フリーウェア |
不明 |
OSXplanetで表示される地球は、設定データによって、夜の地域は暗く、昼の地域は明るく表示される。単なる地球の写真を載せた壁紙とも異なる"今"を感じられる作りになっている。地震や天気の情報も反映できるので、どこかで地震があった時や台風シーズン時にも役立つかもしれない。なお、データの更新にはインターネット接続が必須になる。
また地球以外にも、太陽系の惑星(火星、木星、土星など)や衛星(月)に表示を切り替えられる。こちらは天候のデータなどはないので動きはないが、それでも気分を切り替えて仕事をするにはちょうど良い。
他にもスクリーンセーバにすることや、立体的な形状で表示したり、メルカトル図法で表示したりでき、地球を様々な視点から眺めて楽しめる。
小さなコンピュータに向かって仕事をしていると自分の周囲だけが世界の全てに思えてきてしまう。そんな時はOSXplanetを使って、今の地球の姿を見てみると気分も新たに仕事に打ち込めるはずだ。