Mac OS X向けにも多種多様なソフトが揃いつつあるが、それでもWindowsに比べるとまだまだ足りない。特に生活関係のソフトで、フリーのものは圧倒的に少ない。年始のあいさつとしておなじみの年賀状作成もその1つだ。

筆者は、これまで普段はMac OS Xを使いつつも、年賀状作成になるとWindowsを使っていた。だが今回紹介する「プリントマジック」を使えばMac OS Xだけで事足りるようになる。

「プリントマジック」。ハガキ裏面のデザインを簡単に作成できる

名称 プリントマジック
バージョン 1.17
動作環境 Mac OS X Tiger 10.4.11以上
またはMac OS X Leopard 10.5.2以上。Adobe AIR必須
ジャンル ハガキ作成
開発者 Dayz
種別 フリーウェア
ライセンス オリジナル

表書きに利用する住所はデータベースを使って管理できる

プリントマジックはAdobe AIRで作られたソフトなので、Mac OS XやWindowsで動作する。住所側である表面、そして挨拶文を書く裏面の両方を作成、印刷できるようになっている。

裏面向けには来年の干支である牛のイラストをはじめ、様々な素材があらかじめ登録されている。イラストを配置して文字を追加すれば十分な見栄えの年賀状ができあがる。そして表面の住所向けには専用データベースを使って宛名管理ができるようになっている。

CSVファイルからの取り込みも可能なため、これまで使っていた年賀状作成ソフトからの移行も簡単だ。Adobe AIRとあって、動作が若干重たいのは否めないが、Mac OS XとWindowsと双方の環境で動作するメリットは大きい。データベースもそのまま使える。

皆さんは、年賀状はもう用意しただろうか? まだ用意できていないという人は、プリントマジックを使って、見栄えのいい年賀状を作成してみてはいかがだろう。