検索というのは文字通り調べる行為なので、できるだけ早く正解にたどり着ける方が良い。そのためにはほしい結果が素早く得られるのはもちろん、操作する回数が少なければ少ないほど良い。
Webブラウザからの検索をごく短く、便利にしてくれるのが「Inquisitor」だ。元々Safari向けのみだったが、最近ではFirefox(Mac OS XまたはWindows)やIE向け(Windowsのみ)にもアドオンが提供されるようになった。
名称 | Inquisitor |
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バージョン | 3.2(v58) |
動作環境 | Mac OS X 10.4以上 |
ジャンル | ブラウザプラグイン |
開発者 | 米Yahoo! |
種別 | フリーウェア |
ライセンス | オリジナル |
英単語のみだが、検索語のサジェスト機能を利用できる。表示件数は変更可能だ |
Inquisitorのインストール後、ブラウザの検索バーに文字を入れると自動的に候補がリストアップされるようになる。そして検索エンジンの検索結果も指定件数分表示してくれる(デフォルトは3件)。この中の候補を選択すれば検索エンジンを介さずに結果に飛べるようになる。Spotlightで検索を行った際に候補が表示され、検索結果を得られる様子と同じだ。
Spotlightを多用する方なら、インターネット対応SpotlightといえそうなInquisitorを利用することで、調べものをする効率がぐっと向上するのが分かるはずだ。検索エンジンの新規追加を行い、それぞれにショートカットキーを割り当てて呼び出すことも可能なため、非常に便利に使えるだろう。
なお、Inquisitorは米Yahoo!に買収された会社であり、デフォルトでは米Yahoo!の検索エンジンから結果を返すようになっている。が、各国のGoogle(日本のみ対応していない)の結果を得るように変更することも可能だ。Safariの環境設定にSearchというタブが追加されており、ここで設定を変更できる。
また、日本のAmazonを利用した検索を行いたい場合は、「検索サービスの設定を編集...」で以下のURLとともに、日本のAmazonを新規追加すると良い。
http://www.amazon.co.jp/s?index=blended&ie=UTF8&keywords=%@&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A
日本のWikipediaなら以下の通りだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Special:Search?search=%@&fulltext=Search