日本ではほとんど見ることができないが、北欧などに旅行する際に見たいと思うのがオーロラだ。日々出ている訳ではなく、気象条件や磁気嵐の発生状況によって見られるか否か変わってくる。

そんなオーロラの発生状態が分かるソフトが「Cosmic Debris」だ。メニューバーに常駐し、緯度によって発生する可能性を算出してくれる。

「Cosmic Debris」。起動するとメニューバーに常駐する

名称 Cosmic Debris
バージョン 2.1
動作環境 Mac OSX 10.4以上
ジャンル ユーティリティ(天体観測)
開発者 john schilling
種別 フリーウェア
ライセンス オリジナル

設定画面。データのチェック間隔や可能性があがった時のお知らせ方法などを設定できる

またCosmic Debrisには、北半球の地図を基準にして、どの程度の場所までオーロラを見られるか表示する機能がある。データは定期的にリフレッシュされ、メールやポップアップ、ビープ音などを使ってオーロラが発生しそうになったことを教えてくれる機能も備えている。SMSにも送れるので、海外であれば携帯電話向けにメッセージを送信可能だ。

メニューバーに起動しておくのであれば、常にアプリケーションを気にしてチェックする必要もない。画面の上を見れば、可能性がありそうな否かを簡単にチェックできるので便利だ。このような仕組みは、時間とともに変化するデータを確認するためのソフトで有効そうだ。

せっかく極寒の地に旅行に行ってもオーロラを見られなければ残念ではある。しかも寒い中、ただ待ち続けるのでは大変だろう。Cosmic Debrisを使えば、確立の高そうな時を狙って見に行けるので効率的ともいえそうだ。