写真や画像の上に文字を書いたり、説明文を付けたりすることはないだろうか? 通常は画像編集ソフトウェアを使って行うだろうが、マウスで書くと線がかくかくになったり、丸や四角を貼付けただけだったり、さらには文字はキーボード入力とあまり格好よくないものになった経験はないだろうか。
そんな時に使ってみたいのが「Skitch Beta」(以下、Skitch)だ。Skitchはマウスで書いた線も滑らかに加工してくれる。画像にあれこれと手を加えてできあがった作品をSkitch.com(専用のWebサービス)にアップロードしたり、PNGやJPEGといった別な画像形式で保存したりできる。
Skitchは、開発元plasqのWebサイトにあるダウンロードコーナーから入手できる。描く際は、まずは勢いよく描いて、後で編集というスタイルを採った方が見栄えのいいものになりやすいかも |
名称 | Skitch Beta |
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バージョン | 1.0b7 |
動作環境 | Mac OS X Tiger 10.4.6以上 |
ジャンル | グラフィック |
開発者 | plasq |
種別 | フリーウェア |
ライセンス | オリジナル(利用には専用WebサービスSkitch.comの無償アカウントが必要) |
Skitchは、加工のみならず新規で画像を作ることもできる。色や太さを変更して直線を引いたり、文字を追加、自由に曲線を引くことができる。太いマーカーで書いたような滑らかな曲線であれば、見た目のインパクトも全く変わってくるだろう。
画像編集ソフトウェアとは若干違い、引いた線や塗りつぶした図形をマウスで移動させることもできる。つまりドローとペイントの間のような使い勝手だ。手元にマウスしかなくとも、ちょっとした工夫で楽しいデフォルメができるはずだ。
任意の画像に手を加えることや、スクリーンショットを撮ってそのまま編集することもできる。操作の説明用のスクリーンショットに説明文や線を引いたりするような使い方も考えられる。単なる画像編集ソフトウェアとは一味も二味も異なるので、ぜひ試してほしい。