身長160cm以下のお笑い芸人である出川哲朗、田中裕二(爆笑問題)、岡村隆史(ナインティナイン)が、“スモール3”を結成し、ロケを繰り広げるフジテレビ系バラエティ特番『出川と爆問田中と岡村のスモール3』が、22日(21:00~23:10)に放送される。マイナビニュースでは、このスタジオ収録やロケの模様に密着。まずは、おそらく放送にはほとんど入らないであろう、ロケ前のスタジオ収録の様子をレポートする。
タモリ・ビートたけし・明石家さんまのお笑い界“ビッグ3”に続けとばかりに、出川・田中・岡村が多忙なスケジュールを調整して奇跡の共演が実現した同番組。アラフィフの3人が、スタジオで自らの過去を振り返り、後悔が残ること、未体験なことなど“今やっておかないと気が済まないこと”、“いま会いたい人”についてトークし、それらを3人でかなえるべくロケに出るという構成だ。
出川、20年ぶりのセンター街ロケ希望
2時間という放送枠に対し、ロケを丸2日間にわたって実施するにもかかわらず、オープニングとなるスタジオ収録は、当初の1時間の予定を大幅に上回る約2時間にもおよんだ。冒頭で岡村が「なんかしれーっと始まりましたけど…」と切り出し、出川が「リアルに楽屋に台本もないし、こんなにザックリした番組ないよね!」と驚くと、田中が「声がうるさいよ~!」とツッコミを入れるなど、早くもこのトリオの相性の良さが垣間見られる。
身長に対するコンプレックスの話題になると、出川は「ないね」「(妻は)168cmくらい」と答えながら、「(岡村は)大きい肉付きのよい女性に、お金払って別途に投げてもらうのが好きなんだよ(笑)」と暴露。田中に「何屋さんなの!?」と追及された岡村は「そういうテンションになってしまった」と釈明しつつ、理想の相手の女性の身長を「セリーナ・ウィリアムズみたいのめっちゃ好きや。大坂なおみもいいですね。大きい人」と、やはり肉付きの良い女性を挙げていた。
そして、ようやく本題である3人のやりたいことへ。岡村が「ありがたいことにフジテレビさんが、この3人で時間の許す限り、お金のある限り何でもやってもいいですよって。だから、五反田に“聖地”があるので、みんなに見せてあげたいな」と言い、出川が「ゴールデンの9時でグレーなマッサージ行けるわけないだろ、バカか!」とツッコむも、本職のツッコミ・田中から「ゴールデン関係ない(笑)」とバッサリ。
そんな中、出川がやりたいこととして挙げたのは「渋谷センター街でロケ」。出川は「これはぜひやりたい。なぜかと言うと、20年前に渋谷で『電波少年』のロケやってたら、当時“出川狩り”って言われて、ヤンチャなお兄さんたちに狩られちゃうの。そういうことが多々あって渋谷のセンター街でロケなんて20年間やってないんで、逆にやってみたい!」と意欲を示した。
他にも、「相席居酒屋に行きたい」「ナイトプールに行きたい」「ディスコに行きたい」と、既婚者ながらとにかく出会いがありそうな場所を挙げていく出川。その中で、「ラブラブな田中家に行きたい」と言うと、偶然にも岡村も希望に出していたことが発覚し、岡村は「おいしいパンの匂いしかせえへんと思う」と妄想を膨らませるも、田中は「いっつもニコニコしてるわけじゃない。兄弟ゲンカもするし、怒る、拗ねる、泣く、もう家の中グチャグチャよ?」と否定した。
岡村、フェスで撮られた女性との近況は…
その田中は、「好きなお菓子の話をしたい」「1979年のヒット曲について話したい」「ツチノコを探しに行きたい」「野生のオオサンショウウオを見てみたい」などを挙げ、出川から「『アメトーーク!』だったら絶対採用されない」「楽屋でしろ!」とダメ出し。
また、田中は巨人ファンであるにもかかわらず、甲子園球場の阪神×巨人戦の始球式で、阪神のユニフォームを着て始球式を行い、全観客からアウエー状態となってしまった黒歴史を経験したことから、「始球式をもう一度やりたい」とも。ヤクルトファンの出川は「男出川哲朗だからヤクルト以外は絶対に断る!」というが、「俺ヤクルトのオファー全然来ないのよ~」と嘆いた。
そして、岡村は「出川の嫁さんを見たい!」「出川の嫁さんの料理を食べたい!」と挙げたのをきっかけに、強烈な出川の妻イジりを開始し、出川は「カメラ止めろ!」と大慌て。また、「結婚相談所に行ってみたい!」という項目から、田中に「(写真撮られた)フェスの子は?」と聞かれると、岡村は「あれからあんまり連絡取ってない」と近況を報告していた。
こうしてさまざまな“やりたいこと”が紹介されたが、どの企画が実現に至ったのか――。
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