「俺を崇拝するという行為が、すべての宗教の起源」(佐藤ポン語録より)

エディトリアルのカテゴリで秋葉原の写真を登録した私だが、なぜか売上が伸びない。ファーストサーバ的な問題が発生して全世界のサーバーが落ちて、皆が写真を購入できないためだろうか。それとも、やはりストックフォトは広告業界がメインターゲットで、報道機関の顧客は少ないのだろうか。

登録した秋葉原の写真は、2日に1件ほどしかアクセスされていない。そもそも広告業界の人たちはエディトリアル素材を非表示にしている可能性もあるため、この写真の存在にも気づいていないのかもしれない。もちろん、ストックフォトで重要なのは売り上げだが、私の崇高なモチベーションを維持するためにアクセス数も伸びてほしい。というわけで、エディトリアルの写真点数を増やすのをマイナビニュース編集部に何の相談もなく勝手に中止して、広告でも使える通常の写真を撮影しようと思う。

秋葉原の今を捉えた素晴らしい写真だが、エディトリアル用途でしか使えないため、アクセス数は2日に1件ずつしか増えていない

「俺の語録がスギちゃんにパクられてる」(佐藤ポン語録より)

何を撮影しようかと考えていたとき、不意にひらめいたのが「100円ショップ」のアイテムだ。100円ショップでは、ロゴが目立つブランド品はほとんど売ってないため、撮影後の「ロゴ消しレタッチ」に時間をかけなくて済む。また、ひとつの商品が100円なので、売り上げの単価が安いストックフォトに向いている。100円のアイテムを撮影し、ストックフォトを何枚も販売すれば、膨大な利益を生んでくれるという魔法の被写体である。普段の私はブルジョアなので100円ショップには行かないが、今回ばかりは撮影用アイテムを調達するために秋葉原と上野の2件の100円ショップに出かけてきた。

100円ショップという店は文具屋や日用品、雑貨、園芸品など、実にいろいろなアイテムが売っている。これだけ商品が充実していると、何を買うか悩んでしまう。とりあえず、一般的に売れそうなアイテムの、ノートやガムテープ、電源タップなどを購入した。会計は1,050円。これらのアイテムを使って、最低でも1,050円以上の売り上げを稼がなければならない。目標が立つと俄然ヤル気が出てくる。さっそく事務所に帰って物撮りを開始したい。

本日100円ショップで購入してきたアイテム

次回は、素晴らしい100円グッズ写真をお見せできるはずだ。期待して欲しい。それでは、いつものようにこれまでの累計儲け金額を記載したい。iStockphotoが60ドル(約4,693円)、PIXTAが468ポイント(4万6,800円)、fotoliaが49ポイント(約7,350円)となっている。またもPIXTAのみ停滞したが、あとの2サイトは確実に儲けを増やしている。