「マイナビへの社名変更も俺のプランのひとつ」(佐藤ポン語録より)
写真から3DCGへの勝手な路線変更で、見事iStockphotoの審査を通過した私。そんな私のサクセスストーリーを追随して、マイコミジャーナルがマイナビニュースへと名前を変更した。時代が私を追いかけてきている。その息吹を確かに感じている。
iStockphotoへの作品の登録は英語で行わなければならない。幼少時の英国海外留学、ブレイク前の米国武者修行、そして何よりも海外製オンラインゲームで鍛えた持ち前の英語力を駆使して「タイトル」と「説明」を入力する。私の英語は完璧なはずだが、万一落とされるのは情けないので、念のため和英辞書を使いつつ、慎重に書き込む。
「システムエラーの正しい発音だが、ネイティブな俺的には、
システムエラーでなくシィシュティムゥエラァッッ!」(佐藤ポン語録より)
次は「キーワード」の入力。ここで言うキーワードとは、いわゆる「タグ」のことだ。あらかじめメモしておいた単語を、コンマ区切りでフォーム内に書き込む。入力欄の下にある「追加する」と書かれたボタンをクリックして終わり……。と思いきや、画面がリロードして表示が切り替わった。まさか、システムエラーか?
一般的なストックフォトサイトでは、単語を入力するとそのままタグとして認識されるが、iStockphotoではアルファベットで入力した単語の意味を、選択肢から選ぶ必要があるのだ。例えば「box」と入力した場合、スペルは同じでも「箱」と「(劇場などの)ボックスシート」の意味を持つ。また、「save」の場合は「貯金」と「救助」の意味を持つそうだ。
iStockphotoでは単語ごとにワードの意味がリストアップされるので、自分がどの意味でその単語を使っているのかを選ばなければならない。iStockphotoは検索エンジンの精度が高いことで知られている。その理由がこの厳密なタグの登録方法にあったというワケだ。またひとつ、ストックフォト業界の秘密を解き明かしてしまった。最後に、カテゴリーを表す「詳細な分類」を選択肢からチョイスして登録は完了だ。
「英語のほうが堪能だから、日本語で文章を書くのは正直苦手」(佐藤ポン語録より)
今回、3枚の画像を登録した。後は返事を待つのみだ。審査に通過した素材しか登録していないので、今回は気がラクである。これらの作品は、おそらく審査通過と同時に世界中で売れると思われるので、いきなり長者となりこの連載が終わってしまうという危険性もはらんでいる。次回、続報をお伝えしたい!