初のスタジオ撮影を敢行し、そこで撮影した写真を丁寧にRAW現像。自信の3枚をストックフォトサービス PIXTAに審査依頼した。これまで、PIXTAでは、数枚の販売実績があるものの、販売審査自体は、通過したり落ちたりを繰り返していた。今回はどうだろうか?
「やっと俺の才能を測定可能な時代が来た」(佐藤ポン語録より)
PIXTAからの審査結果は、なんと登録した写真3枚すべてが審査通過。私の撮影技術に加え、素晴らしいスタジオと、美女モデル、最高のアシスタント(ストックフォトの先輩にして、私にライバルに認定しても良いと密かに思っているA氏&B氏)が揃っていたのだから、驚くことない当然の結果である。それでは、審査に通った3枚の写真を、読者の皆さんにも、後学のためにお見せしよう。
なお、写真の右側に掲載した素敵なイラストが、今回の完璧な審査通過実現の原動力となった、神がかり的なコンタクトシートだ。よく見ていただくと、写真と瓜二つなのが、よくわかるはずだ。
審査通過写真1「俺の彼女は1テラバイト」
PCにはなくてはならない周辺機器「HDD」を手に持って微笑む美女の写真。想定する用途は、PC雑誌やPCショップのパンフレットなど。コンタクトシートを作成した段階ではSDカードも持っていただく予定だったが、SDカードはあまりにも小さすぎて見えにくかったため、小物はHDDだけにした。このように、撮影時にプラン変更することも大事。また、予定では右側にスペースを空けるはずだったが、スタジオのライティングを考えて左側を空けた。
審査通過写真2「俺の彼女は家ガール」
ソファに腰掛け携帯ゲーム機を楽しむ女性。まさに私の理想の女性像だ。写真のテーマは「私の部屋でくつろぐ彼女」なので、衣装はルームウェア。コンタクトシートとそっくりなのが、よくわかる。最近の「家ガール」ブームに乗り、何枚も売れるのではないかと期待している。
審査通過写真3「俺の彼女はアンドロイド」
流行の携帯端末「スマートフォン」で、私に電話をかけている彼女をイメージした写真。iPhoneでは登録枚数が多かったので、あえてAndroidケータイを小物として使っているのがポイント。こちらもコンタクトシートのイメージと、そっくりの写真が完成した。ちなみに、ストックフォトにおいて、人物が宙を見上げている写真は、人気が高いとのこと。左側に大きくコピースペースがある、使える写真に仕上がったと自負している。モデルの表情も自然で美しく、今後、モデルだけでなく、私の彼女としての活動にも期待が持てそうだ。
「俺が普通に歩いただけで、世間的には快進撃」(佐藤ポン語録より)
今回紹介した3枚は、きっとこれから多くのクリエイターに購入され、さまざまな誌面で取り上げられることだろう。しかし、私の快進撃はまだ止まらない。私のHDDには、スタジオで撮影された使える写真がまだ大量に保存されているからだ。次回はさらに多くの写真をストックフォトサービスに登録しつつ、「モデル撮影に関する注意点」を紹介していく予定。