「実家と秋葉原では、負ける気がしない」(佐藤ポン語録より)

ここ数回に渡り、ストックフォトの審査NG写真ばかりを見せてきた。失敗から学ぶことも大切だが、勝利の美酒からさらなる飛躍への活力を得るというのも、マイ・ウェイ。というわけで今回は、PIXTAの最近審査を通過して見事販売中の写真を紹介、分析していきたい。

まずは、華麗に審査を通過した秋葉原周辺の高層ビルの写真。審査に出した自分が言うのもなんだが、素晴らしいが地味な写真。ただ「天気が良いから」という理由で撮影した。だが、このような写真こそがストックフォトには最適のようだ。2枚目の写真は秋葉原駅のコインロッカー。ちょっと被写界深度が浅過ぎかと思ったが、こちらも審査を通過した。

あまり秋葉原の風景っぽくないが、見事に秋葉原の「今」を捉えている私の写真

「出版業界が俺という光を見てしまった」(佐藤ポン語録より)

ちなみに、審査通過した私の写真は全9枚。その中で2回に渡り売れた1枚の写真があることは、連載25回でも報告した。この写真が大きく扱われたフリーペーパー「R」誌が、先日配布されたので、早速ゲット。ページをめくると、ストックフォトグラファー 佐藤ポンの写真が使用されている。掲載スペースこそ小さいが、凄まじい存在感を放つ写真だ。自分の写真が実際に売れて使用されるというのは、やはり最高の気分。再び私の写真が日の目を浴びるよう、撮影を続けたいと思う。

これが2回売れた超絶技巧美麗写真

機会があったらぜひ「R」誌を手にとって、私の写真がどのように使われたかを、確認して欲しい

次回からは再びストックフォト長者への道を驀進する。またまた、ストックフォト初心者の私に、初めてのイベントが起こる!